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T医院:最期の姿。

20110224001.jpg
*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

前回の記事のお別れの翌日、仕事の帰りにもう一度行ってみた。
上の写真は、毎回同じ場所から撮っているもの。

最初は建物だけだったのが、瓦が下され、足場にシートがかかった。
この日は建物本体が消えていた。

手前に外廊下の部分が残っている。

一応カメラを持って見に行った。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

前日までのあの素敵な空間は、本当にもう消えてしまっていて
何処に何があったのかも分からなくなっていた。

あのかわいらしかった受付の小窓はどこに埋まっているのだろうか。
そればかりが気になった。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

特徴のあるペンキの色が、少しだけ転がっていた。

あたしを見つけたバイク屋のお姐さんが、すぐに来てくれた。
「本当にギリギリじゃったなぁ。」

「はい。」

もうなんだか声にならなかった。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

趣味としても、仕事としても、こういう現場は慣れているので
あたしは一人、奥の方へ行った。
今まで撮らなかったけど、残っていたトイレの部分。
赤い壁がキレイだったんだ。

個人的にトイレが苦手なので撮らなかった。
場所と形くらいは確認するんだけど、なんとなく
なんとなく写真に撮るのはいけない気がしたりもする。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

ただ、子供の頃の記憶から、トイレは怖いところっていう認識が根強いだけかもしれないけれど。

写真奥の隙間に女子トイレ。
手前の右の方に男子トイレがあった。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

この蛇口はかわいいよね。
南部鉄のような、しっかりとしたつくりで、ちっとも痛んでない。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

炊事場はまだ手付かずだった。
左手の建物は、地図上ではこちらがメインの病院として記されている。
だけど、どう見ても民家。
どちらにしろ、もうここにも誰も住んではいない。

この住宅は、今回の解体の対象ではなかった。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

壁を這うツタは、ペンで描いたようにキレイに並ぶ。
すごい勢いだ。
葉が茂っているところも撮りたかったな。
多きな心残り。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

この炊事場の横には敷地に沿ってブロック塀があるんだけど、唯一
この煙突の跡らしきものが、そのブロック塀の向こう側にある。
もうずいぶん昔に塞がれたみたいだけど、ここだけ赤いレンガで
その積み方にも魅力を感じた。

白いのはペンキだろうか?しっくいだろうか?
何故白く塗ったのだろうか?
謎は解けないまま。

さようなら。
おつかれさま。



これで今回のT医院シリーズは完結となります。
長々とお付き合いありがとうございました。
色々な状況の為、良い写真はほとんど撮れませんでしたが
これも一つの小さな昭和の歴史として残せたことは嬉しく思っています。
今は、この場所は本当に何もなかったかのような更地になっています。
最期に立ち会えた事、ずっと記憶として大事にしておきたいと思います。







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T医院・再訪:これが最期じゃなかった。

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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

それから外廊下の方へ行った。
特に変化はなかったんだけど、やっと三脚持って行けたので、暗いところも撮った。
暗室だかレントゲン室だか分からないけど、ここの金具がカッコ良くて。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

部屋の全景。
天井にあるのが赤いライトかな?やっぱ暗室?
こんな狭くて人が立ったらドアって閉まるのかしら?ってくらいで。

しかし何度見ても良い朽ち方をしている。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

さて、2階へ。
階段上がった突き当りの壁。
ツタがキレイで。


ここで愕然とするのだ。
この日が最後だと思ってたのに。。。
最後じゃなかったんだ。

もう。。。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

もう奥の部屋は無くなってたんだ。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

あの時がもう最期だったんだ。
玄関から気付かなかった。
気付いてれば。。。2階はもう無かったのに。
あまりにびっくりして、しばらく立ち尽くしてしまった。
だけどもう戻らないし、ここに立ち会えた事を大事にしなくちゃ。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

この窓枠も、ツタも、壁も、柱も
もう本当に。

お疲れ様。


時間が無い。
もう日が暮れてしまう。

あたしはカメラを肩に掛けて、持って帰れそうなモノを集めた。
院内を走り回って、あの引き出しの箱に収まるだけ瓶や箱や、僅かに残った
病院の思い出を集めた。


その箱を抱いて、外に出ようとした時だった。

病院の前に大きなトラックが止まる音がした。
会いたかったのに、あんなに通っても会えなかったのに、目の前に
現場の作業の人がいた。

「こんにちは~」

と、あっけらかんとした声で挨拶された。
翌日からの解体の準備だった。

外に出て、バイク屋のお姐さんと立ち話をした。

「ほんとにギリギリじゃったね~。間に合って良かったなぁ。」
「本当にありがとうございました。」

お辞儀をしながら、あたしは引き出しを抱えて泣きそうだった。
行った事もない病院なのに。
なんでかな?
分からない。

病院は先生がすでに100歳を超えているらしい。
息子さんも医者だが、田舎を離れ、今は東京で開業している。
だからこの病院はもう閉めてしまったんだと。

あたしの思いを理解してくれたお姐さんは、
「もうちょっと早く分かってたら良かったのになぁ。」
と言ってくれた。
そしたら建具も器具もある状態で写真撮れたのにって。

あぁ。
その気持ちだけでありがたいです。
やっぱりダメ元でも熱意をぶつける事も大事だと思いました。

お姐さんにこのタイミングで会えたのは、やっぱし廃墟の神様のおかげ?w
あたしは色んなところでこの 廃墟の神様 に助けられてます。


帰りの車の中。
助手席に置いた引き出しと瓶を横目で見つつ、夕日に照らされながら
あたしは本気で泣いてしまいました。
この切なさはなんだろうか。
悔しさとはちょっと違うんだけど、なんか。。。

よく分からないや。





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T医院・再訪:廃墟の神様。

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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

夕方、もう一度行ってみた。
工事は進んでいない。作業員の人達もいない。
街道沿いなので、声を掛けられるような住宅もない。
もうどうしていいのか、悔しいような悲しいような気持ちでいっぱいで、泣きそうになった。


そこへ、道向かいのバイクショップのお姐さんがやって来た。

「最近良く来てるみたいだけど、ここに何か用事?」

多分、きっとすごく怪しく見えてたんだろうな。
バイクショップはうなぎの寝床みたいなお店で、奥が深く、人がいるのかどうか
分からない感じだった。
あたしが行く時にはシャッターが下りてる事も多かったし。
だけどありがたかった。
やっとここの事を知ってる人に出会えた。
あたしは慌ててたと思うけど、自分の説明やら、どれだけこの建物を想ってるかとか
色々と説明をした。
そしたら笑顔で迎えてくれた。

なんと、驚く事に、この病院の管理人はそのバイクショップの上の階にある
アパートに住んでいるという。

「中の写真、撮っても大丈夫ですか?」
「ええけど、危ないで?」
「はい!それは全部自己責任で!」
「あと。。。中に残ってるもの、もらったらダメですか?」
「みんなで持って帰ったけん、もう何も残っとらんで。ええけど。」
「ありがとうございます♪」

あたしは車へ走って三脚を持ってきた。
もうきっとこれが最後のチャンスだと思った。
最後のお別れだ。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

正直なところを言うと、この往診用の注射器のセットが欲しかった。
すごく欲しかった。

実は『T医院:優しい朝。』の記事内、上から5枚目の写真に写っている。
カウンター上部に蓋が閉まった状態で置き去りにされている。

一目ぼれしてしまって、ずっと気になっていた。
もうお許しが出たので触っても大丈夫。
そっと蓋を開けてみた。
カッコイイ。。。
大事にしてあげるから、一緒に帰ろうね。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

受付内部の床に散らばった器具達。
窓枠に置いてあった引き出しごと落ちていた。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

この中からも、いくつか瓶や器具を救い出して、引き出しの箱に並べて入れた。
あの天秤も、あの瓶も、みんな帰ろう。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

それから、診察室であろう部屋の、更に奥の部屋にも入った。
2階への階段の下が見える。
物置に使われていたのかな。

窓の位置が高いのは、診察風景を外から見えなくする為だったのか。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

夕方というのもあって、薄暗い部屋が更に暗く。
天井も少し緑色っぽい感じだった。
材質は何だったのか?
ジプトーンかな。






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T医院・再訪:雪どけの朝。

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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

最初にここへ来てから、あたしは時間が許す限り通った。
写真は撮らなかったけど、朝晩通った。

普通、現場作業は8:00くらいから始まる。
9時くらいに行けば、作業員さんに会える可能性が高い。

そして作業は普通5:00に終わる。
なので4時に会社を終わって行けば、ギリギリ作業中に行ける。

そう考えて、できる限り行った。
何の変化もないまま数日が過ぎた。

そして週末に大量の雪が降った。
道が悪くてなかなか行けない日が続いた。

やっと行けたのは、最初の訪問から6日後の事。
上の写真のように、ついに足場にシートが掛けられていた。
ドキドキした。
良く見ると、屋根瓦も下ろされている。
もしかしたら、もう内部も。。。。。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

とりあえず玄関は無事だった。
青い小窓もある。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

受付の中にあった天秤が、机の上に移動していた。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

印象的だった瓶もまだ机の上にいた。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

床に散らばった瓶や色々は、相変わらず魅力的だった。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

院内を駆け抜けて、奥の炊事場まで行ってみた。
誰もいなかった。

瓶が3本、まとめて置かれていた。


今日が勝負だと思った。
もう最後だと思った。




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T医院:そろそろ初回訪問はおしまいおしまい。

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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

1階へ下りてきて、最初に行った外廊下の脇の棚にあった瓶を見る。
ブドウ糖とか書いてある。
しかもまだこれ未開封だな。

朝日がキレイだ。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

外廊下側から外に出て建物を見上げてみる。
あの2階の窓は個室だったんだね。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

玄関から2階を見上げてみる。
あそこの窓も和室だ。
謎が解けて少しほっとした。

それにしてもツタの描くラインが素敵だな。

じゃぁあたしは仕事に行ってきま~す。
また来るからね。




いてもたってもいられなかったあたしは、その日の午後にも出掛けた。
仕事の帰りに。
もう夕日も沈む。

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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

朝とは違う、青い闇に飲まれる寸前。
ひっそりと、でも確実にそこにいてくれた。

相変わらず、現場の作業は進んではいなかった。少しほっとする。
足場にまだシートは掛けられてない。
もう少し時間は残っているのかな。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

気になっているガラクタ達。
彼らも静かにその時を待っている。
朝も良かったけど、この青い感じの方があたしは好きだ。

けど、この暗さで手持ちはきつかったー。
ブレまくり。
もったいない。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

机の上の瓶も、すましてるように見えた。
潔いというのか、自分は人生全うしたのだという誇りを持っているような。

連れて帰りたいな。

ガラクタ達は、深夜にひそひそ逃げる相談してたりしてw
病院の思い出話とかね。
そんなの楽しそうだな。

もうお別れだけどね。




と、誕生日のあたしは、お気に入りの写真をUPするのです。

とりあえず訪問1日目はこれで終了です。
まだまだ続きますよ~w





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T医院:二階へ。


*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

では二階へ行ってみましょう。
あんまし期待しちゃだめですからねw

階段部分、1階は壁の仕上げが大壁(柱の上に壁の仕上げがくる)。
2階は完璧に和風の真壁(柱を見せて仕上げる)だな。
でも天井の貼り方とか、やっぱりすごく丁寧だ。

窓から入ってきてるのは外壁を覆っていたツタ。
わしゃっ!っと。
もしかしたら、今回の解体の前に窓を外すときに中へ引っ張り込まれたのかな。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

階段を上がった突き当りの壁のすぐ側の壁からは、窓が続く。
漆喰の壁に映るツタの影がきれいだな。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

2階は、思ってた以上にシンプルなつくりで、道路側の壁は全部窓。
真っ直ぐな廊下が続いていた。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

一番手前の部屋。
壁を這うツタがすごくいい。好きだな。
慌ててたので良く見なかったんだけど、多分6帖の部屋で、一部が階段の上。
その分少し部屋は狭く変形している感じ。

畳もないね。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

隣の部屋。
ここもツタが切ないほど美しい。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

三番目の部屋には建具がまとめて置いてあった。
部屋の出入口は、引き違いの障子だった様子。

畳下の床板。
これ、まだ十分使えるのにな。
てか、逆にこれだけ寝かせた、幅が20センチ以上あるだろうむくの板って、今は貴重だ。
雨漏りもしてないし、洗ったらきっとすごくいい材料になるだろうに。
勿体無い。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

一番奥の部屋には何故か石膏像が。
ちょっとシュールだ。

全室南向き。
朝日が気持ちいい。
ここは病室だったのかな。。。謎だ。
同じ形の部屋が4つ。
やっぱり入院もやってたのかも。
和室で床(畳)に布団敷いてたのかな?



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

一番奥の部屋は特別。窓が2ヶ所ある。
パノラマだ。
その窓は同じ高さで廊下へと続く。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

窓から見える足場が悲しい。
もう、お別れはすぐそこまで来ているんだ。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

廊下の突き当りから階段の方を振り返る。
完璧な和風だ。
1階の事を忘れてしまうほど別のデザイン。



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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

床に落ちているのは、枯葉とガラスと。。。
白い粉みたいのが気になってたんだけど、発泡スチロールのかけらだった。

もう時間がない。
そろそろ帰らなきゃ。





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T医院:診察室かな。


*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

二階へ行くと見せかけて、とりあえず1階のチェック。
入ってきた玄関・待合の方を振り返る。
廊下の天井も待合と同じデザインだ。キレイだな。
朝日が眩しい。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

廊下に面した部屋は、少し広くて、多分ここが診察室だったんじゃないかな。
もう当時の面影が何もなくて、判断のしようがないんだけど。
引き出しのなくなった机と、外の植木が切られたものが沢山放り込まれていた。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

その向こうは最初の受付の部屋。
狭くて、机や本棚がきっちり並べられていた。
この時、机の引き出しに瓶とか色々入れられたものが、外の窓枠に置かれていた。
だれか持って帰る為に置いてあるのかな~って思って、羨ましかった。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

タイルの受付の裏側。
小さな木枠のところにも、小さな建具が入ってたんだろうな。
これ、後で気づいたんだけど、小窓の向こうの壁に貼ってあるポスターが
丁度写ってた。診察風景のイラスト。
なんかかわいらしい。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

この部屋の床には、少しだけ病院の名残があって、これにかなり惹かれた。
もう捨てられてしまうのかと思うと苦しくて、必死でシャッターを切った。
天秤。懐かしい。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

その脇には割れた注射器。
このすりガラスの感じがたまらなく好きだ。
瓶も埃をかぶっていて、とてもいい感じ。

どうせ捨てちゃうなら、あたしにくれないかな。
だけど、くださいって誰におねがいしたらいいかすら分からないんだよね。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

時間がない。
さて、2階へ行ってみましょうか。





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T医院:外廊下を行く。

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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

病院の受付から廊下を奥へ入り、右へ曲がると前回の記事の炊事場へ続く。
炊事場は病院とは繋がっておらず、半外の廊下を抜けた更に奥に建っている。

炊事場から外廊下を振り返ってみる。

古いタイプの長い手洗いがある。小学校の頃を思い出すような。
石鹸入れのデザインがかわいらしい。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

手洗い部分には、吹き込んだ枯れ葉と、試薬瓶が転がっていた。
この瓶が大好きだ。
特に栓がガラスの蓋のタイプ。

埃にくすみ、朝日を浴びて、壁にキレイな茶色の反射を映している。
いい感じだな~。

手洗い場の向かい側はトイレだったんだけど、この時は写真を撮らなかった。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

更に手洗いの奥。というのか、病院側。
ここは壁があって、ほぼ室内になる。
木の棚が備え付けてあった。
何を置いていたのかな。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

その棚の向かい側には謎の個室。
かなりいい味を出している。
暗室か?レントゲン室か?
暗室っぽいんだけど、じゃあ、何で外側からキッチリカギがかけられるようになってるのか?
レントゲン関係としたら、ちょっと狭い。。。かな?

本当はすごく暗い部屋で、手持ちではこれが限界。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

その通路の突き当たりは剥がれ落ちた壁。
去年通った『ギフト』の物件と同じように、壁の下地に細かい木が貼られている。
それだけでもうぞくぞくしちゃうんだけどね。

壁の向こうに階段がある。
2階はどうなってるのかな?
てか、病院に2階?
こんな小さな病院に2階って、どうなんだろう?
普通なら住宅になってたりするよね。
けど、1階に生活スペースはないし。。。





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「白昼夢」【第24回ブログdeフォトコンテスト応募作品】テーマ「白(White)」



この汽車は、何処へ向かうのだろうか?
進行方向すら見失ってしまった今となっては、もう誰にも分からない。

過去からの送り物なのか。
過去に忘れられたまま置き去りになった物なのか。
それとも未来への贈り物?

木々からこぼれる木漏れ日は、毎日この列車を通り過ぎていく。
幾日も幾日も。

あたしも連れてってくれる?







タイトル:白昼夢
応募部門: 「白(White)」
撮影者: Yu@Scrap
撮影機材:PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm
撮影日: 2010.07.21
撮影データ: カメラにおまかせ。
被写体の情報:旧片上鉄道の放置車両にてセルフ撮影。真夏のうだるような暑さの中、サウナ状態での撮影。
       ここにいると、時間も何もタイムスリップしてしまうような錯覚に陥ります。
       西日の差しこむ車両に少し寄り添ってみました。白いワンピースシリーズの1枚です。
       あえて真逆の季節の写真でいってみます。
使用ソフト:Adobe Photoshop Elements 8.0

■□■第24回ブログdeフォトコンテスト「白(White)」■□■
■□■ ブログdeフォトコンテスト ■□■


宜しければ、この場所での他の写真も見て行って下さいね♪
 ↓
<片上鉄道車両と出逢う。>
<君を乗せて何処へ。>




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T医院:朝食の香り。


*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

受付部分から、一気に一番奥へと足を伸ばした。
それは、誰かいないか確かめる為。
もしかしたら、現場の作業員がいるかもしれない。。。
裏の家に、持ち主の方がいらっしゃるかもしれない。
淡い期待で院内を駆け抜けた。

でも、誰もいなかった。

廊下から右手通路を抜けると、屋外に調理場があった。
これも、かなり古い。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

中にあったのは、モルタルで作られた流し。
こういうタイプは初めて見たかもしれない。
昔はかまどがあったのかな?
建物の外部に煙突もあった。もう塞がれていたけれど。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

ちゃんと吊り戸棚も手元灯もある。

というか、炊事場があると言う事は、この病院は入院にも対応していたのだろうか?
小さいと思っていたけれど、昔は結構大きな病院だったのかもしれない。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

ここもガラスは無くなっていたけれど、今回の解体前に外したのか、それとももっと
前から割れてしまって放置されていたのか。
それは分からなかった。
流し前の窓台は、すっかりくたびれていたし、ツタも入ってきていた。


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*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

入って来た方を振り返る。
窓がなかなかオシャレだった。木枠。ここはグレーのペンキで塗ってある。
炊事場なので、きっと熱や煙を逃がす為に高い位置にも窓を作ってあるのだろう。

意外な事に、壁や天井がリフォームされている。
かわいらしい黄色い壁。天井も木の色がきれいだ。

だけど、この医院の最後の方は、きっと使われてなかったんじゃないだろうか。
入院する人もいなくなって、診察だけやってたんじゃないかな。


※ちなみに、今回のシリーズは、時間軸に沿って進行しております。
 あたしの経験した時間を追って記録したいと思います。
 よって、同じ箇所が数回重なる場合もあるかと思いますが、ご了承下さい。



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T医院:優しい朝。

2011020301.jpg
*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

中へ入って一番に目に付くのが、この受付の小窓。
ここだけキレイな真っ青のタイルで作られている。
アールの部分もとても細かい仕事。
カウンターの部分も、すごくしっかりした木材で作られていた。
ここだけ切り取って持って帰りたいくらいかわいらしかった。


2011020302.jpg
*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

玄関を上がった突き当りの部分。
ここが待合かな。
テーブルに花とか飾ってあったのかな。
椅子もあったんだろうけれど、誰かが持って帰ったのかもしれない。
何も残っていなかった。


2011020303.jpg
*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

テーブル達の少し左側。
あの竹かごは、カバンや上着を入れておく為に使われてたのかな?
壁の淡い色と、木枠の緑色と、朝日の優しい光に包まれて、とても温かい空間。


2011020304.jpg
*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

待合い部分の天井は、これもまたステキなデザイン。
部屋の形も考えて、照明器具の位置や大きさも考えてデザインされていた。
ちょっとした気遣いなんだろうけれど、ちゃんと考えて設計されたんだろうな。


2011020305.jpg
*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

待合いから振り向くと、そこは受付内部。
左端の壁に、最初の小窓の裏側がある。
棚にはカルテが沢山置いてあったのかな?

カウンター部分に木が立っているのは、多分ここにはガラスが嵌め込まれていたから。
薬を渡したりするような小窓以外は、きっと全面はめ込みのガラスじゃないかな。
それを外す為に切ったんだろう。


2011020306.jpg
*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

受付の奥の部屋が診察室だったのかな。
この時は、引き出しのない机と、外から持ち込まれた木が占拠していた。
植木も全部抜いちゃうんだな。
本当の更地にするつもりなんだろう。

壁の上の方にプレートが付いている。
古いタイプだけど、エアコンだな。
いつ頃まで病院として稼動してたのかな。


2011020307.jpg
*PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm*

廊下を覗くと、建物は更に奥へ続く。
どんな間取りなんだろうか?
と、寂しさと好奇心が同居する。





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Yu@Scrap

Author:Yu@Scrap
子供の頃から好きだった廃墟・廃屋・工場・鉄・コンクリート・ガラス・古いものを、消えてしまう前に写真に残したいと思いました。
廃墟(好きな)建築士ですw
建物を見るのが好き。特に古い建物・デザインのキレイなもの。
誰もが当たり前のように通り過ぎる路地にも、ステキな発見がある!はず。

*使用カメラ:SONY Cyber-shotU10(130万画素)しょぼっ(汗)
確か2003年末くらいに買ったはず。
いっそのこと、このカメラでどこまで楽しめるかに挑戦してみましょう。

*他に PENTAX MZ-5+smc PENTAX-FAJ 1:4-5.6 18-35mm(一眼レフ:フィルム)愛用してますが、スキャンが面倒なので、ここではほとんど登場しないと思います。
頑張って広角買ったんだけど、18mmの広角はデジタルだとたいして広角にならないんですよね~。
がっくし。。。

*2009年1月、ついにデジタル一眼を手に入れました。勢いで。。。PENTAX k-m+smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mmです。軽いです。これの登場がこれからは増えるかな?
10mmの超広角レンズ狙ってます。高い。。。

*OLYMPUS-PEN EE-2をジャンクで購入。自力で修理してなんとなく使えるようになりました。ハーフでフィルムです。
たぶんあたしと同い年くらい。
かわいいやつ。
ここでも登場させたいですね。そのうち。

*学研 大人の科学の付録の二眼レフカメラ。フィルムなんですけどね、まさにトイカメラ!!っていうステキな写りです。楽しいです!かわいいです!!
フィルムじゃなきゃ出番も多いんですけれども。。。



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